スカイマークが期間限定で、客室乗務員(CA)の制服をヒザ上約15センチのミニスカワンピースにすることを発表して話題となったが、4月1日に同社が3路線でミニスカ制服を着用することが報じられた。さらには、スターフライヤーもFacebookでCAとパイロットの新制服をミニスカとショートパンツとすることを公表しており、ネット上では「スカイマークに対抗か?」、「これはエイプリルフールだな」といった憶測が見受けられる。

スカイマークが今年の3月にエアバス中型機A330を導入して、5月31日に羽田〜福岡線、9月から羽田〜那覇線、来年1月から羽田〜札幌線に就航することを発表した。その際に同機に限り、客室乗務員(CA)の制服を、就航から半年の期間限定で、ヒザ上約15センチのミニスカワンピースにすることも併せて発表した。

世間からは「ファストフードやファミリーレストランでもミニスカートの制服を導入している例もあり、特に問題は無い」という声から、「セクハラにつながるおそれや保安上の問題」などを訴える反対意見が聞かれる中で、スカイマークが4月1日から新たに就航する米子と札幌、羽田、那覇をそれぞれ結ぶ3路線で同日に限りミニスカ制服を着用するというのだ。

ツイッターでもミニスカ制服を着用したCAの写真に「でたっ。スカイマークの新作ミニスカ制服!」、「スカイマークのCAのミニスカ制服が思いのほか可愛い」といった反響がある中で、4月1日限定ということから「え? どう考えてもエイプリルフールだな…」、「スカイマークのミニスカの件…それに関するニュースは今日だけは全て嘘と思われる」ともつぶやかれている。

しかし、スカイマークがこの件を公表したのは3月31日である。エイプリルフールを狙うならば4月1日に公表するのではないだろうか。「スカイマークのCA、スカート短くなってるー」、「スカイマークのお姉さん、めっちゃミニスカ!」、「那覇から石垣島に…スカイマークの制服、ほんとにミニスカートだった」など、実際に見たと思えるつぶやきも見受けられる。

そんな中で、4月1日にスターフライヤーが『Facebook「スターフライヤー (SFJ)」』で「当社では地球にもホスピタリティを提供する観点から、『STARFLYER eco style』として6月より乗務員の制服を一新することといたしました」とパイロットとCAが新制服を着用したイメージ写真を公開した。

「とくにパイロットのショートパンツ着用は世界初となる画期的な試みです。残念ながらご搭乗のお客さまにその姿はご覧いただけませんが、この取り組みを通じて『見えないおもてなし』にも一層磨きをかけてまいります」とていねいな解説もあるが、このパイロットの半ズボン姿が“エイプリルフール”っぽいのだ。

読者の多くも「エイプリルフールですね」、「これはエイプリルフールの嘘ですか?」、「スカイマークよりすごいかも! 楽しませてくれてありがとう」とコメントしている。ただ、『よろしければパイロットの新制服にはシェアで、CAの新制服にはいいね!でご声援ください』という呼びかけに対してFacebookのクリック数はかなり伸びている。

世間から賛否両論を浴びているスカイマークのミニスカ制服をエイプリルフールの話題に応用するとは、スターフライヤーも思い切ったことをするものだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)