派遣OLが正社員に「ムカつくー!」と腹を立てる瞬間8パターン
派遣社員正社員も、同じ職場で働く仲間同士。しかし、立場の違いからいがみ合いが生じることもあるようです。では、一体どんなきっかけで、派遣OLが正社員に腹を立てるのでしょうか。そこで今回は、20代から40代の未婚女性500名に聞いたアンケートを参考に、「派遣OLが正社員に『ムカつくー!』と腹を立てる瞬間」をご紹介します。



【1】正社員のアシスタントのような扱いを受けたとき
「上司でもないくせに、派遣社員っていうだけで雑に使ってくる人は嫌い」(20代女性)というように、正社員の雑務ばかりを押し付けられて、頭にきている派遣社員もいるようです。どんな人に対しても、「お忙しいところ申し訳ないのですが」などと丁寧に前置きし、相手の状況を見て仕事を頼むようにしましょう。


【2】年齢に関係なく命令口調で話しかけられたとき
「『早く終わらせて』と年下の社員にいわれてカチン!」(30代女性)というように、年上の派遣社員に対して偉そうな態度を取ると、相手にイラつかれても仕方がないかもしれません。派遣社員だからと態度を変えず、きちんと敬語を使いましょう。


【3】「早く社員になれるといいね」と上から目線で言われたとき
「励ましているつもりかもしれないけど、見当違いもいいところ」(20代女性)という声もあるように、正社員が「社員になれるようがんばれ」と言うのは余計なお世話かもしれません。あえて派遣社員という働き方を選んでいる場合もあるので、相手の雇用形態には触れないほうが賢明ではないでしょうか。


【4】明らかに派遣OLより仕事をしていないとき
「私より高いお給料をもらっているくせに!」(30代女性)など、給与には歴然とした差があるため、正社員が仕事をさぼっていると反感を買ってしまうようです。責任の差が給与の差として表れているのだと自覚すれば、自然とそれに見合った働きができるようになるかもしれません。


【5】自分の仕事を説明もなく丸投げされたとき
「適当に仕事を振られるのは迷惑」(30代女性)という声もあるように、コミュニケーションもないまま無責任に仕事を任せると、相手を困惑させてしまうようです。仕事を振るからには、マニュアルを渡したり、詳しく説明をしたりするなど、相手が作業しやすいような環境を整えましょう。


【6】個人の名前を覚えず「派遣さん」と統一して呼ばれたとき
派遣社員をひとくくりで差別していると感じる」(20代女性)というように、立場が違うからといって適当な接し方をすると、相手を軽んじているように思われてしまうかもしれません。一人一人の名前と顔をきちんと覚えて、たまには世間話をするくらい距離を縮めたほうが、仕事もやりやすくなるのではないでしょうか。


【7】明らかに一線を引き、ランチの同席を避けられたとき
派遣社員には話せないことでもあるのかな、と感じる」(20代女性)など、「正社員グループ」と「派遣社員グループ」に分かれてランチを食べていると、「同席したくない理由があるのではないか」と勘ぐられることもあるようです。たまにはランチに誘ってみると、親しくなるための良いきっかけになるでしょう。


【8】「派遣って気楽でいいよね」と言われたとき
正社員と同じように一生懸命働いているのに…とショックをうけた」(20代女性)という声もあるように、自分のワークスタイルを「気楽そうだ」と言われて不快に感じる人は多いようです。「正社員だとサービス残業が多いから、定時で帰れる派遣社員がうらやましいときもある」などと具体的な事例を出せば、悪意がないことが伝わるかもしれません。


派遣OLから反感を買わないようにするためには、「同じ職場の仲間として丁寧に接する」という基本を押さえることが大切だといえそうです。ほかにも「派遣OLが正社員に『ムカつくー!』と腹を立てる瞬間」について何かエピソードがあれば教えてください。みなさんのご意見をお待ちしています。(持丸未来)


【調査概要】
期間:2013年5月16日(木)から5月23日(木)まで
対象:合計500名(20代、30代、40代の未婚女性)
地域:全国
方法:インターネット調査