予想外の韓国1次敗退でゲーム業界真っ青「イベント用意していたのに…」/WBC

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5日に行われた第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の韓国−台湾の試合は、予想外の結果をもたらした。前回大会で準優勝した韓国が、1次ラウンドであっさりと敗退したからだ。

そのため、同国では代表の活躍を見込んで用意されていた各種イベントやプロモーションが、現在中止や修正の対応を迫られている。

特に野球ゲームを提供しているCJ E&Mネットマーブル、Ntreev Soft(エントリーブソフト)、NHNといった会社が受けたダメージは大きい。ある会社はWBCの開催期間に合わせて代表チームの勝利を祈願するイベントを用意していたが、韓国代表の1次ラウンド敗退により中止の危機に追い込まれている。WBCに対する国民の関心が低下し、ゲームの利用者も大幅に減少すると考えられるからだ。

韓国のゲーム業界の関係者は、「(ゲームを通じて)韓国代表チームの善戦を祈願することで、野球ゲームに対する関心度も高まるものと期待していた。だが、もうすべてが水の泡となった。プロ野球の開幕まで待つしか無い」と残念そうに語った。

オンラインゲームで有名なネクソンも、韓国代表の脱落に肩を落とした。「期待していたのだが良い結果が出ず残念だ」「新作発表を前に野球人気が高まることを期待していた。サービスを開始する日程はもちろん、マーケティング計画も修正しなくてはならない」と語った。

・参照:DAILY GAME
・参照:THIS IS GAME

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