感謝祭後、報道陣の対応をする石川(撮影:ALBA)

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 今月17日に開幕する米国男子ツアー「ヒューマナ・チャレンジ」から今シーズンをスタートさせる石川遼が、8日(火)江東区有明のパナソニックセンター東京で開催されたオフィシャルファンクラブの感謝祭に出席した。
遼「少しでも恩返ししたい」ファン感謝祭で来季の活躍を誓う
 出国前にファンとの交流を楽しんだ石川は「皆さんから出発前にパワーをもらいました」と笑顔でコメント。沖縄合宿から取り組んでいるインナーマッスル強化のトレーニングのおかげで体調も良好。「昨日、気温が2〜3度の中でラウンドしましたが体がよく動きました。ボールをたくさん打つのに不安もなくなった」と昨季苦しめられた腰痛の不安から開放されたことを喜んだ。
 また、腰への負担をさらに軽減するためスイング改造にも着手していることを明かした。新スイングのイメージはローリー・マキロイ(北アイルランド)、アンソニー・キム(米国)のような下半身の動きを抑え、体の捻転を効率よく使うスイング。「まだ長いクラブでは違和感はあるけれど、飛距離は落ちていない」、トップはコンパクトになり、これまでとは一目で違いが分かるスイングになるという。
 米国ツアー本格参戦直前にスイング改造という決断に踏み切った石川。ファンの前では今季は「米ツアーで勝つという気持ちを強く持ってやりたい」と力強く宣言。米ツアーでの勝利に向け、今年も立ち止まることなく前だけを見て走り続ける。
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