中国黄金協会が27日に発表した「中国黄金業界社会責任報告書」によれば、世界の主な金産出国の生産量が年々下落を続けるなか、中国の金生産量は持続的に増加し、6年連続で世界一となる見込みだ。中国国際放送局が報じた。

 同協会の最新統計によれば、2012年1月から10月の中国の金生産量は323トンに達し、昨年同期比11%増となった。推計では、年間生産量は400トンを突破し、6年連続で世界一となる見込みだ。

 中国黄金協会の孫兆学会長によると、金の探査作業が大きな進展を遂げ、11年末時点の全国の金資源の埋蔵量は7420トンとなった。(編集担当:村山健二)