誰もが気軽に法律相談できる環境づくりに向けて(広報事例)/小槻 博文
法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」を中心に、市民と専門家をつなぐ専門家総合ポータルサイト事業を展開するオーセンスグループ株式会社の広報スタートアップを紹介する。
(取材先:オーセンスグループ株式会社 広報担当 田中頌子さん)
創業者自身の原体験がサービス開発のきっかけに
法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」。インターネットを通じて誰もが気軽に法律家に相談できるサイトとして最近注目を浴びている。そもそものきっかけは、創業者である元榮太一郎氏の自身の大学時代の体験によるものだ。
大学時代に物損事故を起こし、相手側から100%こちらの過失であると責められて途方に暮れていた時に、両親から「弁護士会の法律相談センターに相談したら良いのでは?」と言われ早速相談したところ、過失はあるものの100%ではないという助言を受けたそうだ。そこで早速相手側の保険会社に「弁護士と相談したところ、こういう見解だった」と話すとあっさりと聞き入れてもらえたことを通じて、法律知識の有無によって人生が大きく変わることを実感した。
その後元榮氏は弁護士になるのだが、大学時代の原体験もあって「世の中には弁護士の存在を知らないがゆえに困っている人たちが多いのではないか。もっと弁護士を身近な存在にし、弁護士に気軽に相談できる環境をつくりたい」と考えて、気軽に法律相談できるサービスとして「弁護士ドットコム」を2005年に開設した。
法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」
事業のフェーズに合わせて広報機能を立ち上げ
元々独立のきっかけが「もっと弁護士を身近な存在にしていきたい」と考えていたことから、設立当初から元榮氏の個人的なネットワークを辿ってメディアへの働きかけを行うなど、テレビ、新聞、雑誌などのメディアに取り上げられたが、その当時は元榮氏の属人的なスキルによるところが大きく、組織として仕組化されているものではなかった。
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(取材先:オーセンスグループ株式会社 広報担当 田中頌子さん)
創業者自身の原体験がサービス開発のきっかけに
法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」。インターネットを通じて誰もが気軽に法律家に相談できるサイトとして最近注目を浴びている。そもそものきっかけは、創業者である元榮太一郎氏の自身の大学時代の体験によるものだ。
その後元榮氏は弁護士になるのだが、大学時代の原体験もあって「世の中には弁護士の存在を知らないがゆえに困っている人たちが多いのではないか。もっと弁護士を身近な存在にし、弁護士に気軽に相談できる環境をつくりたい」と考えて、気軽に法律相談できるサービスとして「弁護士ドットコム」を2005年に開設した。
法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」
事業のフェーズに合わせて広報機能を立ち上げ
元々独立のきっかけが「もっと弁護士を身近な存在にしていきたい」と考えていたことから、設立当初から元榮氏の個人的なネットワークを辿ってメディアへの働きかけを行うなど、テレビ、新聞、雑誌などのメディアに取り上げられたが、その当時は元榮氏の属人的なスキルによるところが大きく、組織として仕組化されているものではなかった。
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