今回のコラムは、差別化戦略を立案するときに、重要な「競合」についてです。あなたの会社の「競合」はどこですか?と聞かれたら、ついつい同じ地域にいる同業他社を競合といってしまいがちです。これは自分目線(あなた目線)による競合であって、間違っているわけではありません。しかし、たった1つだけ、忘れてしまいがちな競合がいることにお気づきでしょうか?その競合とは、「顧客が今使っている商品」です。

はじめに

こんにちは!株式会社ALUHAのWEB営業戦略コンサルタント「荻野永策」と申します。弊社は、“勝手に営業するWEB”をコンセプトに、WEBを活用した営業戦略の構築やコンサルティングなどを行っている会社です。この記事が、皆さんのお役にたてればと思っておりますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。

今回のコラムは、差別化戦略を立案するときに、重要な「競合」についてです。あなたの会社の「競合」はどこですか?と聞かれたら、ついつい同じ地域にいる同業他社を競合といってしまいがちです。これは自分目線(あなた目線)による競合であって、間違っているわけではありません。

しかし、たった1つだけ、忘れてしまいがちな競合がいることにお気づきでしょうか?その競合とは、「顧客が今使っている商品」です。「え?どういうこと?」と思ったあなた、忘れている可能性があります。「今使っている商品が競合?それはない」という方は、商材や業種によるのでその通りかもしれませんね。

なぜ「顧客が今使っている商品」が競合になるのか?

具体的に考えてみましょう。あなたが今、賃貸アパートに夫婦と子供で住んでいるとします。子供が大きくなってきたので、新築一戸建てを購入すると決めたとき、住宅の選定基準は「今のアパートでのライフスタイル」が中心になっていくと思います。

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