「チャンカパーナ」NEWS /ジャニーズ・エンタテイメント

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「チャンカパーナ」?ちょっと気になるタイトルの新曲をひっさげて、4人組となった新生NEWSが再始動。シングル「チャンカパーナ」が7月18日に発売された。昨年10月付けで山下智久・錦戸亮が脱退し、小山慶一郎・加藤シゲアキ・増田貴久・手越祐也の4人での本格的な活動スタートとなり、シングルリリースとしては、2010年11月「Fighting Man」以来1年8ヶ月ぶり!

チャンチャンチャンカパーナチャンカパーナ!と連呼しているあの「チャンカパーナ」って何?思わずGoogle先生にたずねてしまったあなたは、もうすでに新生NEWSの思うつぼ。チャンカパーナとは、「愛しい人」という意味を込めて作った造語であり、意味を知りたくて思わず検索してしまうことを狙って、あえてエキゾチックでなにか由来ありげな言葉になっている。「愛しい人」というのはもちろん、NEWSを応援するファンのこと。

「美しい恋にするから…約束するよ」と、カメラ目線でつぶやくCMをもう目にした方も多いかもしれないが、ここで新曲「チャンカパーナ」のPVに隠されたポイントをふたつ。

■左手の薬指に指輪?!
一度発見してしまったら気になってしょうがないはず。画面向かって左端の小山慶一郎の左手薬指にキラリと光るもの。左手薬指といえば、恋人や夫婦でつける位置。プライベートを持ち込んでいるわけではありません。チャンカパーナ、つまり愛するNEWSファンと僕は、結ばれているよ、ということ。「えぇっショック!…って、あぁそういう意味♪」と、下げてから上げるテクニックです。

■アドリブのフリにもかくされた意味色々
サビ以外はメンバー各々アドリブでフリーなダンス。ここで、金髪がトレードマークの手越祐也に注目!男女が交わるアツい夜を表現した少しセクシーな歌詞をよりセクシーに表現するフリが見逃せない。女性の体の一部を表現するかのような「褐色の葡萄」の部分では、指先でつまんだ果実を食べてしまうような仕草。「チャンカパーナーーー」と限界まで声をのばしながら、ピンと立てた小指でいとおしそうに自分の体をなぞったり。小指といえばよく女性を表現する時に使いますよね…。お前らドキドキキュンキュンさせてやるぜ感が溢れてきているアドリブが見逃せません。

デビューしてからのメンバー編成の変化はすでに三回(9人→8人→6人→4人)。今いるメンバーは決してあまりものではなく選抜メンバーだ。本音をもらしてくれるレギュラーラジオ「KちゃんNEWS」(文化放送/火曜24:00すぎ〜24:30ごろ)での話ぶりを聞いていると、グループ想いのメンバーがギュッとかたく団結した、いままでで一番濃密なNEWSのスタートを感じる。メンバー構成が変わったことで、コンサートなどでは歌のパート割が再度必要になるが、「歌い直しは慣れてます」と頼もしい。人気メンバーふたりの脱退から長かった沈黙期間で、それぞれがソロ活動やユニット活動をしながらNEWSについて話し合い、ふっきれ、4人全員が同じ目線でスタートラインに立ち走り始めたNEWS。

国民的でありながらどこか庶民的な雰囲気を持つ嵐、関西色全開のガヤガヤ感を売りにする関ジャニ∞、クールでかっこいいKAT-TUN、とジャニーズアイドルもさまざま。キラキラスマイルで、ファンを「子猫ちゃん♪」と言ってしまう、そんな白馬の王子様的な超王道アイドルを欲しているあなたは、いまいちどNEWSにご注目あれ。(夏トマト)