内田「個人的に負けた気はしないが……。香川とは対戦したくない」

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 ブンデスリーガ第31節が14日に行われ、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケはホームで日本代表MF香川真司が所属するドルトムントと対戦し、1−2で敗れた。

 ホームでのルール・ダービーに初めて出場した内田は、粘り強い守備を見せたものの、86分に途中交代。チームは連敗を喫している。以下、同選手の試合後のコメント。

――何度も相手のボールをカットしたり、積極的に動いていた印象を受けましたが?

「ドルトムントが変なボールを蹴ってこないので、読みやかったし、対応しやすかったですね。そういう意味ではバイエルンのほうが嫌でしたね」

――結果的にフリーキックで2点取られて負けてしまいましたが、負けた気がしないのでは?

「どうですかね。個人的には(ケヴィン)グロスクロイツ選手に負けた感覚はないですけど」

――今日は個人的にはいいパフォーマンスができたという達成感みたいなのはありますか?

「やっぱり勝たないとダメですね。負けたら面白くないし、勝ったらうれしいしっていう感じですから。個人の一対一の勝率とかありますけど、結局試合に勝ったらそういうのは見ないですからね。勝てばいいです」

――試合が終わってしばらくベンチに座り込んでいましたが?

「いや、ただ真司を待っていただけです。あいつはどこに移籍するんだろうなって(笑)」

――今日は念願の香川選手との対戦でしたが?

「いや、あいつとはやりたくないですよ」

[写真]=千葉格