定例会を(各プロジェクトメンバにとって)継続的に充実感を得られる場にする。それによって、各メンバが、定例会を価値ある重要なものとして扱い、積極的に関与する様になり、定例会がプロジェクトにおける軸となる。そして、定例会を軸にプロジェクトにリズムが生まれる。

仕事柄、様々な問題プロジェクトに、推進役 or 管理役として関与させて頂いている。もちろん、プロジェクト各々で 危機的度合いは異なるのだが、比較的度合いの大きいものにフォーカスすると 問題の共通点が見えてくる。
それは秩序が無いこと。プロジェクトがどこに向かっているかわからない。もちろん、各メンバは何をすべきかわからない。スケジュールがない、もしくは、あっても誰もそれを守ろうとしていない。そもそも、プロジェクトオーナーがほったらかし。等、特に(道筋が定まっていない)上流工程でよく見受けられる。

で、プロジェクトの立て直し(プロジェクトを秩序付ける)にあたって、プロジェクト計画を練り直し綿密なプロセスやルールも決める。そして、プロジェクトメンバ全員を集めて「さあ、皆さん、これを守ってください!」という流れだが、これはなかなか上手くいかない。いきなり、多岐に渡っての改善要求は、ハードルが高すぎる。
経験則上、先ず始めに、定例会にフォーカスした改善が効果的であると印象を持っている。


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