震災の影響で新車の納期はまちまち。では即納車種の見分け方は!
4月の登録台数は10万8824台で、前年同月比49.0%、5月の登録台数は14万2154台で同62.2%。軽自動車は4月の届け出台数は、7万6824台でしたが、5月は9万5210台で7前年同月比74.6%。
これだけだとずいぶん回復しているようですが、どうやらそうでもないようです。
といいますと、どうやらまだ納期待ちが続いているそうなのです。
ディーラーに話を聞きますと5月に納車できたのは、本来は3月に納車するユーザー向けの車両で、震災によるクルマが作れなかった影響は、実はまだまだ強く残っているそうです。
現在各メーカーは生産を再開して回復基調にはあるのですが、5月納車の中には震災後に成約した、つまり在庫車を購入してくれたユーザーも多くいるため、かつてないほど品薄ということです。
つまりディーラーの在庫ははけてしまい、展示車や試乗車もない。そして人気車種は納期も見えない。ということですね。
5月の車種別ランキングは、1位がホンダ・フィット(9354台)で、以下、トヨタ・ヴィッツ、トヨタ・プリウス、日産セレナ、ホンダ・フリード、トヨタ・ラクティス、トヨタ・カローラ、日産マーチ、ホンダ・ステップワゴン、日産ノートというベスト10です。
そして軽自動車は1位がスズキ・ワゴンR(1万1186台)、ダイハツ・ムーヴ、ダイハツ・タント、スズキ・アルト、ホンダ・ライフ、ダイハツ・ミラ、日産モコ、スズキ・パレット、日産ルークス、スズキMRワゴンというベスト10ですが、ワゴンRは1万1186台ですから、ワゴンRが久しぶりの首位奪回です。
それはさておき即納できる車種の見分け方ですが、基本は在庫車です。
ですがテレビCMをやっている車種、そして新聞の折り込みチラシでメインに扱われている車種。これは比較的通常に近い。つまり1〜2ヶ月程度で納車できるわけです。
車検が迫っている方は、チラシとCMのクルマに注目です。
その他の車種を検討中の方は、車検が切れる3ヶ月前にディーラーに行くことをおすすめします。
(佐藤みきお)
■関連記事
・遂に姿を表した超低燃費マシン、プリウスc!
・ダイムラーから被災地に寄贈された車両は、実は違法車両だった!?
・乗り心地で選ぶなら意外にも16インチより17インチがオススメです【プリウスα】
・プリウスαがプリウスに負けていて気になる3項目
・苦節3カ月、フィットシャトルがついに、6月16日発売!