イワヤさんはセル/エンジン始動音から、走行時のメカニカル/エキゾースト音を「実車」からサンプリング、再現可能とした「音の出るミニカー」を得意としているメーカーさんです。今回のショーでは「音のでるミニカー」の新商品は残念ながら有りませんでしたが、その集大成とも云えるアイテムがありました。「NISSAN S20 1972」(税込35,000.-)です。


かなり立派な台座とケースに守られたS20


S20エンジンはR380に搭載されていたレーシングエンジンGR8をデチューン、初期のGT-Rシリーズ(PCG10/KPGC10/KPGC110)とフェアレディZ432に搭載された、日産エンジンの中でも名機中の名機の呼び声が高い一台です。


 こちらをエンジンのみ完全再現、モデル化しています。本体はレジンで再現され、プラグコードからキャブ上の燃料パイプも再現。エアファンネルはアルミの削り出しと云う凝った仕様。


ソレックスの3連キャブが格好イイ!燃料パイプやプラグコードも再現されています。


しかもエンジン音は完調なコンディションのS20からサンプリングしたというこだわりっぷりです。合皮の外装、赤いベロアのケースに収まるこちらのモデルはGT-R仕様で240台の限定生産との事で、コレクター心を刺激する逸品です。


音が再現され始めた時、クーリングファンが動かない事に逆に驚く程の出来栄えです。


(川崎BASE)




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