年が明けて人も経済も本格的に動き出した。そこで、昨年の後半に各所から出された「トレンド予測」を改めてチェックしてみたい。筆者が注目したいのは、今年流行すると日経関連が推す「釣女」、もしくは「釣りガール」だ。


 「釣女」とかいて「つりじょ」と読む。歴史好き・歴史通の女性を意味する「歴女(れきじょ)」と同じ読ませ方だ。日経トレンディネットが昨年11月に2011年のヒット予測ランキングの4位として「釣女ギア(ちょうじょギア)」を示している。( http://tinyurl.com/23h7vqf )
  日経ウーマンオンラインも2010年11月17日付けで「次の流行ファッションは、釣女、怪獣…」という記事を掲載している。( http://tinyurl.com/2g3yrln )記事中で、< “釣女”というよりも“釣りガール”と言ったほうが分かりやすいかもしれない>と、語感の悪さを修正しつつ、<「ランスカ」や「山スカ」など、アウトドア系の服がヒットし、次にくるのは釣りファッションというわけだ><“山ガール”ではなく“釣りガール”ブームがくるかもしれない>とトレンドを予測している。

 上記の通り、女性のアウトドアのトレンドは「ランスカ」や「山スカ」など、ウェアから起こる傾向が顕著だ。そのため、釣り具最大手のグローブライド(旧ダイワ精工)は、人気のカジュアルブランド「A BATHING APE®(ア・ベイシング・エイプ)」とコラボレーションし、さらに佐藤可士和氏クリエイティブディレクターに迎えて「A FISHING APE®(ア フィッシング エイプ)」を立ち上げた。
 製品のデザインのポイントをzakzak(産経)の2011年1月4日付記事「ハマちゃんモテモテ?「釣りガール」がトレンドになる!」( http://tinyurl.com/3xyl58p )で、同社の広報課がコメントしている。<「今春投入するウエアでは、派手なカラーリングで、丈を短くしたデザインにしたりして、女性を意識したものにしています」>とのことだ。

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