WBC世界バンタム級王者・長谷川穂積。2005年の王座奪取後から、すでに9度の防衛に成功している日本ボクシング界の至宝も、妻だけには全く敵わなかった――。

23日に放送した日本テレビ系列『行列のできる法律相談所』に出演した長谷川は、人生の転機を、21歳で行った“妻・泰子さんとの結婚”とした。

だが、交際時こそ、長谷川の試合を観にくるのも怖がったという泰子さんだが、今では、「手数が少ない試合をしたときに“ぜんぜん面白くなかった”といわれた」、「(練習での)スパーリングを観にきたときに“あれでいいん?”って」と厳しい叱咤激励が飛んでくる。

また、4人中3人がアメリカ人のジャッジで、実質アウェーの状況に長谷川が弱音を吐こうものなら、「アメリカで試合したいいうてた人間がなにいうてんの」と一喝する泰子さん。そんな恐妻家っぷりが、すっかり有名になった長谷川だが、「この番組出て、嫁さんが観て、だんだん印象が悪くなるって怒ってるんです」とポツリ。

他の共演者の後押しを受け、「ええところはいっぱいあります」とすかさずフォローを試みるが、長谷川が「(練習で)疲れているときは、練習着とか干してくれるんです」と話すも、司会の島田紳助をはじめ、周囲からは「当たり前やろ」と即座にツッコミが入る。

実際、普段の洗濯物は「自分で夜洗って、干してます」と語るチャンピオンは、その他にも、「服とか悩んでいたら選んでくれます」と語り、妻のフォローに努めたが、やっぱり紳助は「他にないんか、褒めるとこ」と呆れ顔。その恐妻家ぶりに「君に倒されたボクサーはどう思う?」と諭すのだった。