最近ではよき父、夫、そして映画俳優としても頑張っていたタイソンであったが…。

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プロのスポーツマンでなくとも、“トレッドミル” と呼ばれる電動ランニング・マシーンを自宅に備えている人は増えている。元ヘビー級世界チャンピオンのマイク・タイソンの4歳の娘が、自宅にあるそのマシーンで大変な事故に遭い、今、病院ERにて予断を許さない状況であることが分かった。


マイク・タイソンが留守にしていた中、25日午前10時半ごろ、アリゾナ州フェニックスの自宅でその事故は起きた。7歳の長男がタイソンのトレッドミル(ランニング・マシーン)の横で、太い電線に首をひっかけてぐったりしている4歳の妹を発見し、母親の電話で救急車が呼ばれた。

救命救急士らはすぐに心肺機能蘇生を試み、「セント・ジョセフ病院」のERに搬送したが、容態は深刻であると発表、現在は生命維持装置が付けられ、駆け付けたタイソンら家族らが見守っている。また警察は、マシーンに近づいて偶発的に起きた悲惨な事故とみていると発表した。

健康指向の現代、こうしたマシーンのひとつやふたつある、とおっしゃるお宅も多いと思う。今回は太い電線によるあまりにも偶然の悲劇のようだが、小さなお子さんが興味を示し、近づいて指を挟んだりすることがないよう、真剣に注意を払っていかなければならないと感じる。タイソンの娘さんの強い生命力と回復を心から祈りたい。

(編集部 Joy横手)