リン・チーリン「おくりびとの本木さんと共演したいです」

　3日、映画レッドクリフのヒロインとして日本でも人気沸騰中の台湾人モデル、リン・チーリンが写真集発売を記念して東京・銀座福屋書店でサイン会を行った。

　今回発売された「林志玲（リン・チーリン）ビジュアル ファンブック」は、「レッドクリフ」の劇中写真や映画撮影時のオフショットが満載。彼女の魅力をあらゆる角度からクローズアップしていくため、ロングインタビューを敢行。ジョン・ウー監督からのメッセージも含め、チーリンの過去の仕事から生い立ち、プライベートにまで迫る充実した内容となっている。

　身長172cmという抜群のスタイルを活かし、白のミニドレスで登場したリン・チーリンは「初めて写真集が出せて本当に嬉しいです。夢みたいです。ありがとうございます」と流暢な日本語で挨拶。9年前に日本に留学していた経験を持つ為、記者からの質問にほぼ通訳無しで回答した。写真集の中で一番気に入っているショットについて尋ねられると、白いシャツにデニム姿というナチュラルな写真を指差し、「お台場で撮影しました。自然な感じのチーリンで好き」とコメント。これは「月刊シリーズ」で有名な写真家・藤代冥砂氏の撮りおろし作品であり、「レッドクリフ」の映画衣装とはまた違うリン・チーリンの魅力が写し出されている。

　来日中の過ごし方について、「昨日は大阪でお好み焼きを食べました。好きな食べ物はラーメンで、台湾の物よりもすごく美味しいのでたくさん食べてしまいます」と話し、「東京は伝統的な物もありながら、最先端なファッションもあふれていて大好きな街です。今度は和服姿の写真にもチャレンジしたいです」とすっかり日本にはまった様子。

　また、今後日本でも勢力的に活動する予定のリン・チーリンは日本で共演したい俳優について、「最近“おくりびと”を観たので、本木さんとは共演してみたいです」と、意欲的な姿勢を見せた。その後、書店に集まった300人のファン1人1人にサインをし、終始笑顔のイベントとなった。

　「林志玲（リン・チーリン）ビジュアル ファンブック」は3日、本日より全国の書店で発売開始。「レッドクリフ　Part 2 -未来への最終決戦-」は4月10日より全国ロードショー。