イタリア代表は現在、17日のスコットランドとの決戦を前に合宿中だが、バイエルン・ミュンヘン所属のFWルカ・トニが先週末のラツィオ・ファンの死亡事件がキャンプの雰囲気に影を落としていると話した。
「僕らはみんな失望しているし、起きてしまったことに悲しみを感じている。もっと違った雰囲気のなかで、大事な試合に備えた練習をしたかったよ」
「セリエAでプレーする代表のチームメートと話をしたが、彼らはもっと健全で落ち着いた環境でサッカーをプレーしたいと思っている。僕はいくつかの理由で海外でプレーできることを喜んでいるが、そのうちの一つが、ブンデスリーガではこうした状況を見ることがないからなんだ。イタリアでこうした醜い出来事がしばしば起きるのはおかしいよ。本当のところ、イタリアのサッカーはいいイメージがないんだ」
「ただ、土曜日の試合に向けてモチベーションは高まっているよ。やるべきことははっきりしているからね」