3年ぶりア・リーグ優勝から一夜明けた22日、ボストンの地元紙「ボストン・ヘラルド」紙は、「大輔は、最低限のことはやった」と見出し。
 「ベンチが期待したのは、15個のアウトを獲ることだった。1億300万ドルの契約を果たした男は、10月に入って、2度、14個のアウトを獲ることに四苦八苦していた。レ軍は、今回、それより、もう少しだけ、つまり、あと1個だけ多くアウトを獲ることを期待していた。1億300万ドルで、それをお願いしたっていいだろう。そして、ついに、松坂は、15個のアウトを獲ることをやりとげた」と皮肉っぽく、プレーオフ先発3度目の挑戦で、ようやく5回を投げきった松坂を評した。同記事は更に、「来年は、シリングも他球団に移籍する可能性が高いから、松坂が占める先発ローテーションでの役割ももう少し多くなるだろう。その時には、1億300万ドルの投資にもう少しお願いすることも大きくなるだろう。15個のアウトだけでは十分じゃない」と締めくくり、来季の飛躍を期待している。