ホンダ「フィット」最安モデルとは!

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シンプルな装備と黒基調の室内空間を組み合わせた「フィット」最安モデル

 ホンダは2026年7月9日に、広い室内空間や優れた使い勝手で支持されているコンパクトカーである「フィット」のマイナーモデルチェンジを発表し、翌10日から発売しました。

 新たなラインナップのなかで、エントリーグレードに位置する「X」とは、どのような特徴を持つモデルなのでしょうか。

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 フィットは2001年に初代モデルが登場して以来、多彩なシートアレンジや優れた環境性能などを武器に多くのユーザーから選ばれ続けてきたモデルです。

 日本国内におけるシリーズ累計販売台数は325万台を超えており、2026年で誕生25周年という大きな節目を迎えています。

 現行の4代目は2020年に登場しました。「人の生活に寄り添う」をコンセプトに、日常での扱いやすさと優れた走行性能を両立したコンパクトカーとして支持されています。

 今回のマイナーモデルチェンジでは、各タイプの特長や個性をより際立たせるためにグレード構成が再編されました。

 従来の「BASIC」が「X」に、「HOME」が「Z」へとそれぞれ名称変更され、ハイブリッド専用の「RS」や「CROSSTAR」を合わせた4つのタイプバリエーションへ整理されています。

 この変更に伴い、新たなラインナップにはシンプルな装備の「X」、スポーティなデザインと充実した快適装備を備える「Z」、デザインと走りの質にこだわった「RS」、アクティブライフに応える「CROSSTAR」が展開されることになりました。

 そのなかで、最も手頃な価格となるのが「X」の1.5リッターガソリンエンジンを搭載したFF(前輪駆動)モデルです。

 必要十分な機能に絞ったエントリータイプでありながら、今回の改良によってインテリアの質感を高める専用の変更が施されているのが特徴です。

 他グレードが本革巻ステアリングやコンビシートを採用して上質さやスポーティさを前面に出しているのに対し、Xはファブリック素材のブラックシートを採用したシンプルな構成となっています。

 インテリアでは、従来モデルからの変更点として、ドリンクホルダーガーニッシュとセレクトレバーエスカッションがブラックに変更され、落ち着きのある引き締まった表情に仕上げられました。

 さらに、セレクトノブにはクロムメッキ加飾が採用され、シンプルでありながらも細部の質感を高める工夫が凝らされています。

 エクステリアには、シルバーのフルホイールキャップを装着した15インチスチールホイールとスチールラジアルタイヤが組み合わされています。

 上位のZグレードが採用するシャークグレーメタリック塗装のホイールキャップやRS、CROSSTARが備えるアルミホイールとは異なり、すっきりとした足元を演出しています。

 パワートレインには最高出力87kW(118PS)/6600rpm、最大トルク142Nmを発揮する1.5リッターDOHC i-VTECエンジンを搭載し、トランスミッションにはトルクコンバーター付の無段変速オートマチック(CVT)が組み合わされます。

 WLTCモード燃費は18.3km/Lです。

 先進安全装備「Honda SENSING」を標準装備。フロントワイドビューカメラや前後8つのソナーセンサーを採用し、エントリーグレードながら高い安全性能を備えています。

 ガソリンモデル「X」のFF仕様の価格(消費税込)は180万6200円です。これは、今回のマイナーモデルチェンジにおける最上級グレード「e:HEV CROSSTAR(4WD)」の295万5700円と比較すると約115万円安い価格設定です。

 総額200万円を切る手頃な価格を実現しながらも、ブラックを基調とした落ち着いたインテリアや充実した安全機能を備えており、手頃な価格と実用性、安全装備を重視するユーザーにとって、有力な選択肢となりそうです。