「日本は本当に貧乏になった」東京を“アジアの新たな性ツーリズムの首都”と報じた香港メディア、韓国が注目

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「貧乏になった日本」「状況が変わった」といった見出しで、韓国メディアが取り上げた香港メディアの記事が注目を集めている。

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香港メディア『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』が11月17日(現地時間)に公開した「ようこそ東京へ:アジアの新たな性ツーリズムの首都?」という記事だ。

メディアは「日本の経済が黄金期を迎えていた時代、日本人男性たちは外国へと出かけ、より貧しい国の女性たちが提供する不法な出会いのスリルを求めていた。しかし今日、状況は逆転し、円安と貧困の増加に伴い、外国人男性たちが『性ツーリズム』のために東京に押し寄せている」と書いた。

記事には日本の青少年支援団体事務総長が登場し、「日本は貧しい国になった」としながら「日本に性観光しに来る外国人男性は白人、アジア人、黒人と多様だが、大部分は中国人」と語った。

また、実際に不法な出会いを繰り返している19歳の日本人女性の事例が紹介された。

(写真=Pexels)

神奈川県出身という彼女は「今年2月に家を出て、カフェの仕事を探しに歌舞伎町に来たが、ホスト借金をしてしまい、4月から公園に出るようになった」と述べ、「借金も返して、良いものも買いたい。数日に1度、ホストクラブに行くためにお金を稼いでいる」と話した。

また「普通、一日に男性5人の相手にするが、週末は2倍くらい多い」とし、「公園には多様な男性がいるが、半分くらいは外国人だ。イギリス人が1人と、台湾、中国、香港から来た常連客がいる」とのことだ。

『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』が記事の冒頭で述べている通り、以前と状況が完全に逆転している。そのため韓国メディアも「“貧乏になった日本”…中国男性たちが日本に遠征性売買」(『国民日報』)、「状況が変わった…最近は中国男性たちが日本に性観光」(『ニューシス』)、「性売買しに日本に行く…“中国のお客さんが一番多い”」(『YTN』)といった見出しで報じた。

関連ニュースを受け、韓国のオンライン上では「ほんの数十年には考えられなかった。世の中が本当に変わった」「日本は30年間、賃金が上がっていないそう。なぜ対策をしないのか理解できない」「1人当たりのGDPも韓国が日本を超えたし」「日本で梅毒が流行っている理由か」といった反応が見られた。

今後も海外メディアで同様のニュースが報じられるような日本の状況が続いてしまうのだろうか。

(文=サーチコリアニュース編集部O)