大谷翔平の「50−50」ボール展示開始、「彼は宇宙から来た人」と台湾選手が絶賛―台湾
台湾・台北市で13日、米MLBのドジャースに所属する大谷翔平が史上前例のない50−50(50本塁打、50盗塁)を達成した時の50号球の展示が始まった。台湾メディアの聯合報が伝えた。
50号球は10月のオークションで台湾企業が439万2000ドル(約6億6700万円)で落札しており、来年3月2日まで市内にある超高層ビル「台北101」の展望台で展示される。
13日に行われたセレモニーにはドジャースに所属したこともある元プロ野球選手の陳金峰(チェン・ジンフォン)氏や、レッドソックスなどでプレーした富邦ガーディアンズの張育成(ジャン・ユーチョン)らも出席。張は大谷のことを「この世界の人ではない。彼は宇宙から来たんだ」という言葉でたたえた。
また、「50−50を達成できる人がいるなんて想像もしていなかった。想像しがたい成績。この先どんな記録を打ち立てるのか楽しみだ」と期待を示したほか、過去に大谷と短い交流をした時のことを振り返って「当時、彼は米国に来たばかりで英語はそれほど上手ではなく、簡単なあいさつを交わしただけ。本当にいい人で技術もすごい。人としての品格はより素晴らしく、だからこそあんなにすごい成績が出せた」と語ったという。(翻訳・編集/野谷)