英タレントがキャサリン皇太子妃を「喫煙者」呼ばわりで王室ファン激怒 すぐに謝罪
英ITV「グッド・モーニング・ブリテン」に出演しているタレントのナリンダーがキャサリン皇太子妃の外見を理由に彼女が喫煙者だと冷酷に示唆したことで非難を浴びている。英紙ミラーが11日、報じた。
キャサリン皇太子妃は10日、戦没者追悼式に出席。喪服姿でバルコニーから追悼の意を表した。皇太子妃はがんの化学治療を受けた後、ゆっくりと公務に復帰しているが、そんな状況にもかかわらずナリンダーはX(旧ツイッター)で「彼女はとても老けた。素朴な疑問だが、なぜ彼女はこんなに老けてしまったのか? 彼女はまだ42歳じゃないのか? 喫煙者なのか? それが唯一の説明だ」と、病後でやつれていたと思われる皇太子妃を喫煙者扱いした。
このツイートを受けて何百人ものフォロワーが怒りに震え、がんと闘っているキャサリン皇太子妃の容姿を批判するのは「意地悪」で「不快」だと主張してナリンダーを非難。SNS上で批判の嵐が渦巻いた。
ある王室ファンは「ナリンダー、あなたは最低のことをした。しばらくここから離れて、ツイートする前によく考えて。人生は厳しいし、私たちはすべてにおいて同意できるわけではないけれどこれはひどい」と激怒し、別のフォロワーも「私たちは誤解してない。あなたは意地悪だった。謝るべきよ」と怒りを露わにした
これを受けたナリンダーは「みんな誤解しているみたい。これは本気の質問だった。私の兄は化学療法を受けた。兄は年を取らなかった。兄は死んだ。無神経だったり、単に間違っていたらごめんなさい。手を挙げて。ごめんなさい」と投稿。不快なツイートを削除したことを認め、謝罪した。
その後、彼女は動画を投稿し、「性的差別と暴力的な虐待」とのメッセージを送ったオンライン荒らしを非難した。その下劣なツイートの1つは、ナリンダーに「がんになってほしい」と願う内容だった。
ナリンダーは「バカなツイートをしてしまった。そんなつもりはなかった。悪意や意地悪をするつもりはなかった」と反省の意を表している。