香川照之、昆虫服ブランドの代表を退任 「前向きな変化」 過去性加害疑惑報道で「体制変更検討」
俳優の香川照之(58・市川中車)が11日、自身が設立しプロデュースする昆虫モチーフの服育ブランド「INSECT MARKET(インセクトマーケット)」を運営するアランチヲネ株式会社の公式サイトを通じ、同社の代表を退任すると発表した。
「INSECT MARKET」は、香川による自然教育絵本シリーズ「INSECT LAND」を原作とする、NHK Eテレで放送されたアニメ「インセクトランド」関連グッズや、昆虫と草花をモチーフにした「インセクトガーデン」を扱う昆虫アパレルブランド。2018年8月に立ち上げた。
22年に香川の高級クラブのホステス女性への性加害疑惑が報じられた際に「体制変更も検討中です」と発表。23年8月には自身の「メッセージ」として「この命を何に捧げるべきなのか、考える時間をいただきました」と吐露し、「地球の営みから考えればたった一瞬の人生です。私は歌舞伎と昆虫を通した生態系保全に人生の残りの時間を粛々と費やしていきたいと存じています」と宣言していた。
同社はこの日、「経営体制変更のご案内」を発表。「2024年10月をもちまして、香川照之はアランチヲネ株式会社の代表・プロデューサーを退任したことをご報告します」と、香川の代表とプロデューサー退任を発表した。
続けて「これはブランドの未来のための前向きな変化であり、今後もアンバサダーの1人として関わってまいります」と、今後はアンバサダーとして関わると説明。「皆さまのおかげでアランチヲネ、INSECT MARKETは7年目を迎えました。昆虫を通して自然教育の重要性を子ども達、パパママ達と共有していくため、これまで約7年務めてきたスタッフ達が一層邁進してまいります。来年春からは、アウトドアグッズも強化、大好評いただいてきたあのアパレルシリーズもパワーアップして再登場!沢山のお知らせを準備しております」と呼びかけた。
同社は「これからも子ども達が自由に夢を描ける地球環境に向けて、教育の可能性を皆さまと一緒に追求し続けます」と決意を新たに。「是非変わらぬご愛顧をどうかよろしくお願い申し上げます」と締めくくった。