Sランス連敗3で止めた!中村敬斗&伊東純也 日本コンビ今季2度目のアベック弾でW杯予選へ弾み
◇フランス1部第11節 Sランス3―0ルアーブル(2024年11月10日 ルアーブル)
フランス1部スタッド・ランスの日本代表FW中村敬斗(24)とMF伊東純也(31)が10日、敵地ルアーブル戦に2人そろって先発出場。前半21分、中村が左足ボレーで今季6点目を決めると、伊東は後半12分に今季3点目となる追加点。日本代表コンビ今季2度目のアベック弾により3―0と快勝。チームの連敗を3で止め、W杯北中米大会アジア最終予選へ向け弾みをつけた。
リーグ戦7試合連続の先発出場となった中村は1―0とリードした前半21分に今季6点目。伊東のヘディングシュートが防がれたこぼれ球を拾ったDFアキエメが左サイドからクロス。これを中村が鮮やかな左足ダイレクトボレー。強烈なシュートで相手GKを弾き飛ばし追加点。敵地オセール戦以来3試合ぶりの得点が決まった。
開幕から11試合連続スタメンとなった伊東は2―0の後半12分、味方のシュートのこぼれ球を押し込み今季3点目。ゴール直後はオフサイドと判定され、自身も自覚があったのか喜び控えめだったがVAR判定によって得点が認められ歓喜。改めてチームメートからゴールを祝福され、恥ずかしそうな笑顔見せた。
チームは3―0と快勝し、今季初のクリーンシート(無失点試合)も達成。連敗を3で止め、5勝2分け4敗の勝ち点17に伸ばした。日本代表コンビによるアベック弾は9月の敵地アンジェ戦以来、今季2度目となった。
中村は得点以外にも正確な右足シュートでゴールネットを揺らす場面もあったが、オフサイドだったため複数得点とはならず。後半41分に“お役御免”とばかりに途中交代。伊東は後半40分までプレー。得点以外でも得意のカットインからシュートを放つなど見せ場をつくった。
また、2人はこの後日本代表に合流へ。11月のW杯北中米大会アジア最終予選2試合(15日敵地インドネシア戦、19日敵地中国戦)でのアウェー2連戦を控えおり、直前のリーグ戦で弾みをつける活躍を見せた。