三好の同点弾で勝利逃したレヴァークーゼン 「また酷い気分で代表ウィークに…」
9日(現地時間)、レヴァークーゼンはブンデスリーガ第10節でボーフムと対戦し、1-1で引き分けた。
レヴァークーゼンは、18分にフロリアン・ヴィルツのスルーパスに反応してパトリック・シックがボーフム守備陣の背後に抜け出し、最後は相手ゴールキーパーとの1対1の場面で冷静にシュートを決めて先制に成功。しかし試合終了間際の89分、ゴール前に侵入してきたボーフムの三好康児にシュートを決められ、土壇場で痛恨の同点ゴールを許してドロー決着に終わった。
試合後、レヴァークーゼンのロベルト・アンドリッヒは現地メディアの取材に応じ、終盤の失点で勝ち点3を逃したことへの落胆と怒りを口にした。
「1-0でのリードをものにするということを、僕らは今回も達成できなかった。今また酷い気分で代表ウィークに入ることになった。これは僕らが望んでいなかったことだ。試合の終盤にあんなラッキーパンチで失点するなんて、あり得ないよ」(ドイツ紙『SPORTBUZZER』より)
また、主将のルーカス・フラデツキーも、「この結果はもちろん僕らにとって手痛い一撃だよ」とコメント。さらにバイエルンと勝ち点差9という状況については「それについて今考えることは難しい。でも、もう小さな差というわけではない」と語り、首位バイエルンの背中が遠のきつつあることを認めた。
昨季は圧倒的な強さで無敗のままブンデスリーガを制したレヴァークーゼンだが、今季は途中までリードを奪いながらも勝ちきれない試合が続いていて、チームは試練の時を迎えている。