シントトロイデンの日本代表DF谷口彰悟に今季絶望の可能性が浮上している。ベルギー『HBvL』が報じた。

 谷口は8日に行われたベルギー・リーグ第14節メヘレン戦(○2-1)でスタメン出場。前半11分に相手FWと並走しながら裏へのロングボールを追いかけた際、左足首を痛めてピッチに倒れ込み、そのまま負傷交代を強いられた。

 同メディアは「谷口がシーズン終了?」と題した記事でフェリス・マズー監督のコメントを紹介。シントトロイデン指揮官は「この勝利は特に、不運にも大きな怪我を負った谷口彰悟に捧げたい」とし、「初期診断はアキレス腱の断裂のようだ」と明かした。

 谷口は今季ここまでリーグ戦13試合に出場し、1ゴールを記録している。日本代表では北中米W杯アジア最終予選の開幕から4試合連続で先発フル出場中。アウェー2連戦となる今月15日のインドネシア戦、19日の中国戦にも招集されている。

 同メディアは「(怪我の状態が)週末にはもっとはっきりするはずだが、33歳のDFにとって状況は良いとは言えない」と懸念を示した。