8回、勝ち越しの2点二塁打を放ち歓喜のトヨタ自動車・佐藤

写真拡大

 「社会人野球日本選手権・準決勝、トヨタ自動車4−2JFE西日本」(8日、京セラドーム大阪)

 準決勝2試合が行われ、トヨタ自動車がJFE西日本を4−2で下した。優勝した2022年以来2大会ぶりの決勝進出を果たし、住友金属に並んで歴代最多タイとなる7度目の優勝に王手をかけた。第2試合はホンダが三菱重工Eastを2−0で破った。決勝は9日に京セラドーム大阪で行われる。

 中日・佐藤秀樹チーフスコアラーを父に持つ勇基内野手(26)が決勝打をマークした。同点の八回2死一、二塁で左翼線を破る勝ち越しの2点適時二塁打を記録。ヒットゾーンに落ちやすいといわれている8度から15度の打球角度を意識した打撃練習が結実。「取り組んだことが良いところで出た。死に物狂いで勝ちにいきたい」と力を込めた。