サブグラウンドに顔を出す藤川監督(撮影・中田匡峻)

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 「阪神秋季キャンプ」(8日、安芸)

 9日に行われる今キャンプ2度目の紅白戦のスタメンが発表された。紅組は1番に佐藤輝明内野手が入り、先月末に育成契約したパナマ出身のジーン・アルナエス内野手がDHで出場する。以下、阪神・藤川球児監督との一問一答。

  ◇  ◇

 −9日の紅白戦。佐藤輝の打順は1番。可能性を広げるためか。

 「こちらの都合もありますけど、選手たちがどう考えて動くか。テーマはそれぞれにあるんじゃないかと思います」

 −アルナエスの動きを見て。

 「彼はキャンプが終われば向こうに戻って、ゲームでプレーすると聞いているので。スムーズに出られるように体作りができればと思いますけど」

 −アルナエスのプレーは楽しみか。

 「日本の野球に慣れるという意味ではいい時間になるのではないでしょうか。少し疲れていると思いますけどね」

 −紅白戦は個々の課題克服する場か。

 「課題の修正と、(野手は)スイングスピードが上がってきたり、投手も投げ込んでいる中でボールの軌道が良くなってきたりというのを、試す機会としては絶対大事な機会ですから、彼らのためになると思います」

 −9日にキャンプを訪問する岡田顧問と話す楽しみもある。

 「そうですね。ファンの方がたくさん来られると思うので、監督がどんな表情されて来るのか。あまりストレスにならないようなふうには思いますけど、楽しみにして待ちたいと思います」