チェルシーの指揮官マレスカ photo/Getty Images

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UEFAカンファレンスリーグのリーグフェーズ第3節にてノアーを相手に8-0の大勝を飾ったチェルシー。

リーグ戦とは大きくメンバーを変え、ローテーションした中で挑んだ試合だったが、終始相手を圧倒した。試合後、指揮官のエンツォ・マレスカはチームのパフォーマンスに満足していることを語り、選手たちの姿勢の部分を称賛した。

「選手たちはまたしてもプロ意識と真剣さを見せてくれた。こういう試合では簡単に負けてしまうこともある。サッカーは予想外のことが起こるからね。私たちがどれほどプロフェッショナルなのか、真剣なのかを示してほしいと要求したところ、彼らはそれを示してくれた」

「これは私たち全員にとって重要なメッセージだ。決して楽なことではない。精神的に準備ができていなかったり、本気でなかったりすれば、どのチームに対しても負けてしまう可能性がある。最も重要なのは、私たちが本気であるということだ」(英『Sky Sports』より)

格下との対戦で、早い段階で点差をつけることができたチェルシーは途中でペースダウンしてもおかしくなかったが、最後まで選手たちが手を抜くことなく「真剣に」戦ったことを称賛したマレスカ監督。

これには出場機会が限られる選手たちがこの試合でアピールしようとしたところも大きかったかもしれないが、調子がいい選手が多くいることはチームにとっては嬉しい限りだ。

週末にはアーセナルとのプレミアリーグ第11節を控えているチェルシー。4位チェルシーと5位アーセナルのビッグロンドン・ダービーはすでに大きな注目を集めている。マレスカ新体制の下、好調なスタートを切ったチェルシーにとって優勝候補のアーセナルを倒すことができれば、大きな自信となり、さらなる勢いにつながるが、果たして。