小泉孝太郎「嫌だった」学生時代にあった“小泉純一郎Jrの苦悩”「ちょっと苦しかったですね…」

　俳優の小泉孝太郎（46）が6日、TBS「世界くらべてみたら」（水曜後7・00）にゲスト出演。父・小泉純一郎氏（82）が首相を務めるなど政治家だったことで「苦しかった」ことを明かした。

　この日の放送は「アナタが知っている日本語は？」という人気企画。コスタリカとコートジボワールの小学校を番組スタッフが訪れ、現地の子供たちだけでなく街の人々にも知っている日本語を聞きながら、その国の教育や文化を深掘りした。

　コスタリカでは「選挙」について小学校1年生から学び、大統領選でも模擬選挙を学内で行うという。その影響もあってか、子供たちは自身が政治家になったらどのような政策を掲げるか皆がそれぞれの意見や考えをはっきりと持っており、スタジオは驚きの声であふれた。

　2001年から06年まで第87・88・89代内閣総理大臣を務めた父と、弟は自民党の小泉進次郎衆議院議員という小泉家。番組MCの国分太一から「孝太郎さんは生徒会長とか何かやられたことはあるんですか」と聞かれると、小泉は苦笑いを浮かべながら「僕は…“お前のオヤジは政治家なんだから、やれよ”とかそういうのはありましたね」と振り返った。

　スタジオ中が「それは言われるでしょうね〜」と激しく同意する中「嫌だったんですよ…父が目立つ存在だったから。僕はなるべく和を重んじる方で」とニッコリ。それでも「仕方なく立候補したことはありましたね」と懐かしそうに語った。

　番組レギュラーの「アンタッチャブル」山崎弘也から「（立候補した）その選挙は勝ったんですか」と聞かれると「僕は（生徒）会長は嫌だったんで、副会長まで…。ありがたかったんですけど、自分の中ではちょっと苦しかったですね」と苦笑しながら“政治家の息子ならではの苦悩”を明かした。