フットボール審判出場停止、パーティーでオサマ・ビンラディン仮装 オーストラリア
(CNN)オーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)は、パーティーでテロ組織指導者の仮装をしたリー・ハウゼン審判を出場停止処分にしたと発表した。
AFLによると、ハウゼン審判は9月のシーズン最終戦翌日にメルボルンのレストランで開かれた審判団のパーティーで、国際テロ組織アルカイダの指導者だったオサマ・ビンラディン容疑者の仮装をしていた。
このパーティーのテーマは「2000年代のキャラクター」だった。
ハウゼン審判は会場で着替えてオサマ・ビンラディン容疑者に扮し、短時間だけマスクを着けていたが、すぐに外したという。
調査に対してハウゼン審判は全面的に協力したとAFLは説明。それでもこの仮装は「不適切で不快感を与え、悪趣味」だったとして、2025年AFLシーズン開幕戦の出場停止処分とした。
ハウゼン審判は「申し訳ない。判断を誤った。誰にも不快な思いをさせる意図はなかった」とコメントしている。
AFLのスティーブン・マクバーニー審判部長は「今回の処分を受け、我々はハウゼンのAFLフットボール審判への復帰を支える」と表明した。