神戸 ＡＣＬＥ東地区１次リーグ暫定首位 ＦＷ宮代が公式戦４試合連発となる先制ＰＫをゴール左上へ

　「ＡＣＬＥ・１次リーグ、神戸２−０光州」（５日、ノエビアスタジアム神戸）

　神戸はＦＷ宮代がＪリーグ、天皇杯を含む公式戦４試合連続得点となる先制ＰＫを決め、東地区１次リーグで暫定首位に立った。

　前半追加タイム、ペナルティーエリア内で相手のハンドを誘いＰＫを獲得。ゴール左上に蹴り込んだ。ＡＣＬＥでは山東戦の１得点、蔚山戦の２得点に続く３試合連続４点目。後半には、ＭＦ佐々木がゴール前でＧＫのクリアしたボールをヘディングで押し込み追加点を挙げた。

　この日は左膝のケガで長期離脱中のＭＦ山口に加えＦＷ武藤と大迫、ＤＦ酒井もベンチ外。吉田監督は前日会見で「フレッシュなメンバーの中でも自分がベストと思う選択をしたい」と話していた通り、１日のＪ１磐田戦から中３日で先発メンバー６人を入れ替えるターンオーバーを試みた。すると今季終盤の得点源となっている宮代と佐々木が確実に決めた。

　相手の光州は東地区１次リーグで横浜Ｍ、川崎の日本勢を撃破するなどここまで３戦全勝。しかし２勝１分けで追う神戸は首位攻防で圧倒する形になった。