『スマホを落としただけなのに』初日舞台あいさつに出席したクォン・ウンビ (C)ORICON NewS inc.

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 俳優の成田凌(30)、クォン・ウンビ(29)、大谷亮平(44)が1日、都内で行われた映画『スマホを落としただけなのに』初日舞台あいさつに登壇。成田と大谷が、今作が映画デビューとなるウンビを絶賛した。

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 日韓合同アイドルグループ・IZ*ONE(読み:アイズワン)として活動し、今作で映画デビューを果たしたウンビは、会場を見わたして「とても幸せです」とにっこり。「日本でとっても有名な作品に出られることが光栄です。皆さんに助けていただきながら経験をしたことで、これから何でもできると思います」とその喜びを語ると、成田は「できるよ!」と背中を押した。

 2004年から12年間韓国で暮らし、俳優活動をしていた大谷は撮影中、ウンビと韓国語で話していたそう。「ウンビさんとは演技の話はほぼしなかったです。デビューで日本でっていうので、『心配です』って本当か嘘かわからない感じで言っていたんですけれど、自分も日本に来て8年ぐらい経つので現在のK-POPの話などをして和んでいた感じです」と回想。続けて「これが本当にデビューなのかってくらい堂々としていました。日本語のシーンは試写で初めて見たのですが、デビューで外国語でって、よくこれをこなしたな立派だなって思っていました」と絶賛した。

 すると、ウンビは「本当に現場にいらっしゃってくれて頼もしかったです」と大谷に感謝。「ほかの方もとても私のことを助けてくださって楽しく撮影できました」と思いを伝えた。

 今作は、スマホを落としたことで連続殺人鬼に命を狙われるヒロインを描いた、北川景子主演の映画『スマホを落としただけなのに』(2018年)から始まったシリーズの3作目。前作『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(20年)のラストで、日本を脱出した連続殺人鬼・浦野(成田)が韓国・ソウルから新たなサイバーテロを仕掛け、これを阻止しようとする刑事・加賀谷(千葉雄大)との最後の対決を描く。

 クォン・ウンビは、ヒロインのスミン役で日本語のせりふに挑戦。大谷はサイバーテロを企てるために浦野を仲間に引き入れるキム・ガンフン役を全編韓国語で演じている。韓国では25年公開予定。

 舞台あいさつには、千葉雄大、中田秀夫監督も出席した。