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(MCU)の新作ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」には、ドラマ「Marvel デアデビル」(2015-2018)よりマット・マードック/デアデビルと宿敵ウィルソン・フィスク/キングピンが再登場する。しかしながら、劇中でふたりの共演シーンはあまりないようだ。

米の取材にて、デアデビル役のチャーリー・コックスがその理由を語った。いわく「(視聴者の)みなさんには、“彼ら(デアデビル&キングピン)が出会ったときには必ず死闘を繰り広げるだろう、それは非常に激しいものになるだろう”と常に感じてもらわなければいけません。だからこそ、脚本や構成の面では、彼らが一緒にいる時間を制限するか、一緒にいない理由をしっかりと作る必要があるのです」という。

思えば、Netflix版「デアデビル」でもマードックとフィスクが一緒にいる場面は限られており、それぞれのストーリーが展開するなかで互いの確執が描かれることにより、最終的な対決までの緊張感が高められていた。「デアデビル:ボーン・アゲイン」でも、この流れは引き継がれているようだ。

コックスによると、本作ではマードックとフィスクの「ゆるやかな休戦」が描かれるとのこと。彼らは最初こそ「お互いのレーンには立ち入らない」ことに同意しているが、お互いに疑念を抱き続けているため、不穏な平和は長続きしないという。フィスク役のヴィンセント・ドノフリオは、これらを認めたうえで「僕らが同じ空間にいることもあります」と付け加えた。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」の公式あらすじによれば、「高い能力を持つ盲目の弁護士マット・マードックは、彼の活気ある法律事務所を通じて正義のために戦っている。一方、元マフィアのボス、ウィルソン・フィスクはニューヨークで政治活動を続けている。彼らの過去が明らかになり始めた時、両者は衝突必至の道を歩むこととなる」とある。互いの道筋がいかにクロスするのか、その語り口がポイントのひとつとなりそうだ。

出演者はコックス&ドノフリオのほか、パニッシャー役のジョン・バーンサル、フォギー・ネルソン役のエルデン・ヘンソン、カレン・ペイジ役のデボラ・アン・ウォール、ヴァネッサ役のアイェレット・ゾラーらオリジナルキャストが復帰。ショーランナー&脚本家は「Marvel パニッシャー」(2017-2019)のダリオ・スカルダパン、監督は「ロキ」シーズン2や「ムーンナイト」(2022)のジャスティン・ベンソン&アーロン・ムーアヘッド。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は、2025年3月4日にで米国配信予定。日本での配信情報は正式発表を待とう。

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