横浜市港北区のごみ集積場で男の赤ちゃんの遺体が見つかった事件からきょうで5カ月がたちます。ただ、これまでに有力な情報はなく、警察は情報提供を呼び掛けています。

【映像】横浜・港北区のごみ集積場の様子

 5月22日午前10時ごろ、横浜市港北区日吉のゴミ集積場で、分別作業中の男性作業員が男の赤ちゃんの遺体を発見しました。これまでの捜査で、赤ちゃんの遺体は港北区綱島東付近の河川敷に遺棄され、4月16日にゴミ集積場に持ち込まれたことがわかっています。一方で、これまでに寄せられた情報はわずか2件にとどまり、捜査員が数百か所の防犯カメラ映像を確認しましたが、誰が赤ちゃんの遺体を遺棄したのか特定できていないということです。

 赤ちゃんは死後1〜2カ月がたっていたとみられ、へその緒が一部ついた状態でビニール袋で包まれ、菓子メーカーの紙袋に入っていました。警察は、赤ちゃんが遺棄された経緯を詳しく調べるとともに、周辺で何か変わったことがなかったか、気になることがあればどのような情報でも教えてほしいと情報提供を呼び掛けています。(ANNニュース)