デビュー2戦目に向け、計量をパスした坂井優太(カメラ・戸田幸治)

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 ◆プロボクシング ▽契約体重54・0キロ以下8回戦 坂井優太―スジャリッチョン・スランパイ(17日、東京・後楽園ホール)

 世界ユース選手権優勝などアマチュア7冠の坂井優太(大橋)が16日、都内でスーパーバンタム級相当の契約体重54・0キロ8回戦の前日計量を行った。53・9キロで一発パス。しかし、対戦するスジャリッチョン・スランパイ(タイ)は55・3キロと1・3キロの体重超過となった。両陣営の話し合いで当日計量で58・3キロ以下ならば、試合は行われる。

 坂井は6月のデビュー戦で韓国スーパーバンタム級3位キム・ジヨン(韓国)に2回TKO勝ち。1回にダウンを奪うと2回に連打で試合を決めた。緊張で硬かったため試合後は反省の言葉ばかりが口をついた。今回は「リラックスしてできています。試合の間隔も慣れたので」と余裕を感じている。初戦は6回戦だったが、2戦目は8回戦だが、「もうめちゃくちゃ走らされたんで」とスタミナにも自信を見せた。

 戦績は19歳の坂井が1勝(1KO)、スジャリッチョンが3勝(3KO)。