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「『日々、ためす、楽しむ』。これこそが、若々しさの秘訣です」そう語るのは、著者累計1000万部を超えるベストセラー作家であり、長年高齢者医療の現場に携わる精神科医・和田秀樹先生。そんな和田先生の著書『60歳からはわたしらしく若返る: 一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』から一部引用・再編集し、「脳・心・体に自信を持ち続けるために取り入れたいこと」を、当連載にてご提案します。今回のテーマは「フルーツ狩りに行ってみる」です。

【書影】専門医がすすめる、脳と心と体に効く暮らし方。和田秀樹『60歳からはわたしらしく若返る:一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』

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フルーツ狩りに行ってみる

実りの秋です。フルーツ狩りに行ってみませんか?

外に出て太陽の光を浴び、植物や土に触れたり、腕を伸ばしてフルーツをもぎ取るのはいい運動です。

実った果物のみずみずしさや重さを体感することは、まさに収穫の喜び。

脳はその喜びを感じておおいに活性化します。

初めて訪れる農園なら、旅の要素も加わり、ワクワク感も抜群。

思いっきり童心に返って楽しみましょう。

フルーツの香りがもたらす効果

フルーツはどれもいい香りがします。

香りによって嗅覚が刺激されると、その信号は脳へ届き、過去の記憶を呼び起こしたり、自律神経に作用したりするのです。

香りによるリラックス作用もあるので、収穫後は香りも味も思う存分楽しみましょう。

ちなみに、フルーツが食べごろになると色づくのは、鳥や動物たちへの「食べて!」というメッセージ。

見ただけでワクワクさせられるのは、そのためなのかもしれません。

※本稿は、『60歳からはわたしらしく若返る:一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』(日本文芸社)の一部を再編集したものです。