3番手として登板した石川(左)と握手するヤクルトの青木=2日、神宮

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 ヤクルトの石川が、長年のチームメートだった青木の引退試合で救援のマウンドに上がった。

 「最後に同じグラウンドに立てるのはうれしい」。七回2死二、三塁から登板。いきなり連打を浴びる苦しい投球だったが、田村を左飛に打ち取ると中堅からベンチに引き揚げる青木をマウンド付近で待ち、握手と抱擁を交わした。

 球界最年長44歳の左腕は「(青木が)『石川さん、まだいけるよ』という言葉を常々言ってくれていた。その言葉は大きかった」。通算200勝まで、あと14勝。石川は来季も現役を続け、大きな目標の達成を目指す。