俳優の仲野太賀が主演を務める2026年放送の大河ドラマ『豊臣兄弟!』の出演者発表会見が2日、東京・渋谷の同局で行われ、仲野に加え、新キャストの池松壮亮、永野芽郁、吉岡里帆、浜辺美波が出席した。

大河ドラマ『豊臣兄弟!』出演者発表会見に出席した永野芽郁


大河ドラマ第65作となる『豊臣兄弟!』は、天下人・豊臣秀吉の弟・豊臣秀長が主人公。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の下剋上サクセスストーリーを、秀長の目線で描く。脚本は八津弘幸氏。

この日の会見で、主人公・豊臣秀長(小一郎)の人生に深く関わることになる4人を演じるキャストが発表された。豊臣秀長の兄・豊臣秀吉役を池松、小一郎の幼なじみで初恋の人・直(なお)役を永野、小一郎の正妻・慶(ちか)役を吉岡、豊臣秀吉の正妻・寧々(ねね)役を浜辺が演じる。吉岡と浜辺は大河ドラマ初出演となる。

永野は「私自身はNHKドラマは朝ドラ『半分、青い。』以来、7年ぶりの出演となりまして、なんだか久しぶりに『こういう緊張感だった!』と思って、まだちょっとそわそわしているんですけど、初恋の相手ということで、仲野太賀さんが演じる小一郎が初恋できるように魅力あふれる女性を演じられたらいいなと思います」と述べ、「まだ脚本も出来上がっていない状態ですので、これからどういう風になっていくのか、私自身も一視聴者みたいな気持ちで楽しみにしながら、この世界観にお邪魔できればいいなと思います」と笑顔で語った。

大河ドラマへの出演は、『八重の桜』(2013)、『真田丸』(2016)に続き3回目。「大河ドラマってすごく歴史のある作品ですので、そこに自分が参加できるというのは、純粋にうれしくもあり、緊張感もすごくあって、セットに入ると一気に時代が変わる瞬間がすごく不思議で面白くて、今回もそれを体感できるというのがすごく楽しみです」と声を弾ませた。