橋下徹氏

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 元大阪府知事・元大阪市長のコメンテーター・橋下徹氏が2日、大阪・カンテレの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月〜金曜・午後1時50分)の生放送に出演。1日に自民党石破茂総裁が第102代首相に選出され、発足した新内閣について「『ウソつき内閣』と言いたい」と、ぶった切った。

 石破首相は「納得と共感内閣」をスローガンに掲げたが、出演者のお笑いタレント・松嶋尚美は初入閣が13人いることから「知らん人多いな〜内閣」、チュートリアル・福田充徳は「石破さんの趣味と、一枚岩じゃないということで『プラモデル内閣』」などと名付けた。

 その後、橋下氏も話題を振られたが「これからの時代、ネーミングは付けてはいけない。野田さん(立憲民主党・野田佳彦代表)は(石破内閣に対して)『〇〇内閣』と言わなかった。多分、ご自身総理をやっているので。最初に名付けても意味がない、政策をやってからだろうという言い分では」と最初は拒否した。

 しかし、石破首相は9日に衆議院を解散して、選挙に持ち込んで27日に投開票予定。橋下氏は「最初は議論するって言っていたのに。今、選挙をやったら勝てそうと解散するのは…。『ウソつき内閣』と言いたい」と前言を撤回して批判した。

 一方、新内閣のキーマンに橋下氏は「菅さん!!」とフリップを掲げ、副総裁になった菅義偉元首相を挙げた。1日の就任あいさつでは言葉が弱々しかったが、橋下氏は「ちょっと体調を崩されてたが、7月ぐらいにご一緒したり、定期的に食事をしているが、改革魂はバリバリ、熱い。衰えていない。石破さんからは『改革、改革』って聞かない。デジタル相の平(将明)さんもバリバリの改革派。ガンガン、改革をしてほしい」と期待を寄せた。