とちぎテレビ

自民党の石破茂総裁が1日開かれた衆参両議院本会議の総理大臣指名選挙で、第102代総理に選出され新内閣が発足しました。

67歳の石破総理は、1986年に初当選し衆議院の当選は12回で、鳥取県出身の初の総理となりました。石破総理は直ちに組閣に着手し、皇居での総理任命式と閣僚認証式を経て、自民、公明党の連立による新内閣を発足しました。

新内閣では総裁選挙で争った岸田内閣の林芳正官房長官を続投させ、財務大臣に加藤勝信元官房長官を起用しました。三原じゅん子元副厚生労働大臣をこども政策担当大臣に充てるなど、13人が初入閣となり女性閣僚は2人となります。

一方、石破総理は衆議院を今月9日に解散し、衆議院選挙を15日公示、27日投開票の日程で実施する意向です。

石破新内閣に対し福田富一知事は「人口減少対策をはじめ、子育て政策や物価高対策、防災対策などを地方と連携して取り組んでいただきたい」とコメントしました。