スポニチ

写真拡大

 女優の吉高由里子(36)が30日放送のNHK「あさイチ」(月〜金曜前8・15)にVTR出演。主演する大河ドラマ「光る君へ」の撮影秘話について語った。

 撮影が大変だったとしたのは29日に放送された第37話のあるシーン。中宮・藤原彰子(見上愛)がまひろ(吉高)の物語を冊子にして天皇への土産にしたいと希望し、まひろをはじめ、女房たちが協力して豪華本を作る場面。

 「本が出来上がるまでの工程を細かく。一人ひとりの役割分担もワンカットずつ撮った」と振り返った吉高は「1日がかりのシーンになった」と告白。

 しかし、その撮影で使われた豪華本には驚くべきこだわりが。例えば表紙は緑、紺、紫色を重ねており、金箔と銀箔がカメラで撮った時にちょうど映えるように微調整されているという徹底っぷり。

 吉高も作り込まれたきらびやかな豪華本に「表紙も凄く華やかできれいでしたね」とうっとり。「(千年前も)人の手で作られ、渡されてみんなに伝わっていったんだな」と平安時代に思いを馳せた。