打球を追いかけヤクルトベンチに突っ込む山瀬慎之助選手

写真拡大 (全3枚)

◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト5x−4巨人(29日、神宮球場)

巨人はこの日、1軍出場選手に登録された山瀬慎之助選手が敵地ヤクルト戦に「7番・キャッチャー」でスタメン出場。今季初の先発マスクをかぶりました。

その初回、張り切ったプレーが、一時球場を騒然とさせます。2アウト2塁から、ヤクルト6番・山田哲人選手の打球はフライとなり、一塁側のファウルゾーンへ。アウトを奪いにいくため、山瀬選手はすぐさま反応しダッシュ。目線を切らずに打球を追いかけ続けると、そのままヤクルトベンチに突進。足下を強打した勢いで一回転し、頭からベンチへ落下するアクシデントが起きました。

この危険な場面に、すぐさまフォローしたのはヤクルトのオスナ選手。すぐさま駆けつけ山瀬選手をフォロー。山瀬選手を抱きかかえる形になると、山瀬選手の勢いを殺しベンチに強打することを防ぎました。ヤクルトナインも驚きと心配の表情を見せましたが、大事にはいたらず。山瀬選手は抱えてくれたオスナ選手に感謝の一礼。試合は幸い、何事もなく続行となりました。