大谷退団エンゼルスが96敗目、球団ワースト44年ぶり更新 今季120敗のWソックス相手に屈辱3連敗
ホワイトソックス―エンゼルス戦(日本時間27日、ギャランティード・レート・フィールド)
米大リーグのエンゼルスは26日(日本時間27日)、シカゴで行われたホワイトソックス戦に0-7で敗れ、今季96敗目(63勝)。球団ワースト記録はカリフォルニア・エンゼルス時代の1968年、80年に記録した「95敗」だったが、44年ぶりに更新した。大谷翔平投手が昨季限りで退団。主砲マイク・トラウト外野手の長期離脱などもあり、苦しい戦いを強いられた。
0-0の5回、ホワイトソックス打線がこの回だけで7安打を放ち、エンゼルス先発のアンダーソンをKO。大量7点のリードを奪った。エンゼルスは6安打を放つも得点を奪えず、完封負けとなった。これでホワイトソックスに対し、エンゼルスは3連敗となった。
二刀流で活躍し、2度のMVPを獲得した大谷が昨季限りで退団。今季はワシントン監督を新たに迎えたが、主砲のトラウトが左ひざを負傷して早々に離脱。左膝手術で全休となっていた。左腕サンドバルもトミー・ジョン手術を受けるなど主力に怪我人が相次ぎ、ネト、オホッピー、アデルら期待の若手が20本塁打をマークするなど奮闘したが、10年連続でプレーオフ進出を逃していた。
一方、勝ったホワイトソックスはシーズン120敗を記録しており、あと1敗で1901年以降ではワーストだった1962年メッツの記録を更新することになる。このカードではエンゼルス相手にスイープ。意地を見せた。
(THE ANSWER編集部)