ミランでプレイするプリシッチ photo/Getty Images

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22日に行われたセリエA第5節でインテルを撃破したミランでは、FWクリスティアン・プリシッチが躍動した。前半10分に敵陣を得意のドリブルで突破し、先制点を記録。これで今季開幕5試合で3ゴール2アシストと見事なスタートだ。

プリシッチは昨夏にチェルシーからミラン入りしているが、昨季も初のセリエAで12ゴール8アシストと躍動。チェルシー時代は出番の確保に苦戦したところもあっただけに、ミラン移籍はプリシッチにとって大正解だったようだ。

伊『Calciomercato』もプリシッチの動きを絶賛しており、今季よりチームを指揮するパウロ・フォンセカの下ではさらに自由度が増している。右ウイングからスタートすることが多いものの、インテル戦でのゴールが象徴するようにポジションを自在に変えながら中央でボールに触れる機会も増えている。

その影響もあってか、プリシッチはここまでリーグで14回のチャンスメイクを記録していて、これはリーグ第2位の数字だ(データは『WhoScored』より)。

フォンセカ政権は立ち上がりこそ躓いたが、同メディアはプリシッチを自由にしている点は好材料と評価する。左サイドから仕掛けるラファエル・レオンとは異なる強みがあり、プリシッチもミラン攻撃陣のキーマンと言える。