トッテナムでプレイするソン・フンミン photo/Getty Images

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トッテナムでプレイする韓国代表FWソン・フンミン(32)は去就が注目されている選手の1人ではあるが、今は今シーズンの戦いに集中していると語った。英『Daily Mail』が報じている。

2015年夏にレヴァークーゼンからトッテナムに加入したソンは今シーズンでスパーズ10年目を迎える。現行契約では2025年夏までとなっており、1年を切ったことから同選手の将来は様々なメディアで取り上げられている。

そんななか、ELリーグフェーズ第1節カラバフとの一戦を前に、トッテナムとの契約延長の話について聞かれたソンは「まだ何も話していない」と明かした。さらに続けて、「私にとっては、今シーズンに非常に集中していることは明らかだ。この年齢では、一秒一秒がまるで目標のように思える。特に今シーズンは多くの大会に出場しているので、より一層気を遣っている感じだ」と語った。

トッテナムとまだ新契約については話していないことをソンは明かしたが、同メディアによると、現行契約には1年の延長オプションがついており、クラブはこれを行使する可能性が高いとのこと。すでにレジェンドの1人であるソンの将来には多くの人が注視しているが、ソン自身は気にしていないようで、今シーズンこそ悲願のタイトルを獲得すべく、やるべきことに集中しているという。

「私はただ、この状況と今年に完全に集中しているだけだ。このクラブの全員、選手たち、そして周囲の人々がふさわしいと思うものを勝ち取りたいだけだ。それが私の目指すところだ。将来、何が起こるかは誰にもわからない」

「しかし、私はこのクラブのために全力を尽くすつもりだ。私はほぼ10年間、全力を尽くしてきた。どうなるか見てみよう。クラブとの契約がまだ残っていることが一番大事だ。契約がある限り、全力を尽くしたい」

自分だけではなく、クラブや仲間のため、そして応援してくれるファンのためにもタイトルへの強い想いを語ったソン。10シーズン目というメモリアルなシーズンを迎えた今季、スパーズのエースはトロフィーを掲げることはできるのか。