「Apple Watch Series 10」はイヤホン不要で音楽やポッドキャストを本体から再生可能なのでやってみたよレビュー
2024年9月20日(金)に登場した「Apple Watch Series 10」では、新しく「音楽やポッドキャストなどの音声コンテンツをスピーカーから再生する機能」が搭載されています。iPhoneやヘッドホンを取り出さなくてもいつでもどこでも手首から音楽やポッドキャストを流すことができるということで、実際に使い心地を確かめてみました。
Apple Watch Series 10 - Apple(日本)
旧モデルのApple Watchにも通知音やボイスメモを再生するためのスピーカーが搭載されていましたが、音楽やポッドキャストをスピーカーから再生することはできませんでした。例えば、Apple Watch Series 9でポッドキャストを再生しようとすると、以下のようにBluetoothヘッドホンとの接続を求める画面が表示されます。
一方で、Apple Watch Series 10なら、BluetoothヘッドホンやiPhoneなどと接続せずとも、ポッドキャストなどの音声コンテンツを本体のスピーカーで再生できます。
Apple Watch Series 10でポッドキャストを検索して再生する手順は次の通り。まず、ポッドキャストアプリを開いて「検索」をタップ。
音声入力やキーボード入力で検索語句を入力し、「検索」をタップ。
再生したいコンテンツを選んでタップ。
画面左下の再生ボタンをタップ。
これで、スピーカーからポッドキャストが再生されます。
ポッドキャストを検索して再生するまでの手順を記録した動画が以下。実際にポッドキャストを再生してみると音質は予想以上に良く、会話内容もはっきりわかります。
Apple Watch Series 10はウォッチ単体で音声コンテンツを再生できる - YouTube
基本的にApple WatchユーザーはiPhoneを一緒に持ち歩いているはずなので、Apple Watchのスピーカーで音声コンテンツを再生することができるからといって、使用場面が頻繁に訪れるかといえばかなり微妙。ただし、モバイル通信サービスを設定しているApple WatchならiPhoneなしで手首からポッドキャストや音楽を再生できるようになるため、「iPhoneなしでランニングしながらApple Watchから音楽を流す」といったことも可能です。