中国の長征2号、「吉林1号」シリーズ衛星6基の同時打ち上げに成功
中国は太原衛星発射センターで20日午後0時11分、「長征2号D」運搬ロケットが打ち上げられました。ロケットに搭載された商用リモートセンシング衛星の吉林1号シリーズの寛幅02B01から02B06の衛星6基は全て順調に予定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。
軌道投入に成功した衛星6基は、長光衛星技術が独自開発し、中国で初めて少量製作された次世代型の超大型、高解像度の広域観測光学リモートセンシング衛星です。大量製造も可能であり、広域観測幅、高分解能、高速データ伝送、低コストなどの特徴があり、幅150キロにわたり解像度0.5メートルの高精細衛星画像を得ることができます。6基の軌道投入は「吉林1号」の衛星群のネットワーク化を加速させ、高解像度のリモートセンシング情報を取得する能力を大幅に強化し、国土資源の全面調査やスマート都市建設、農林業開発などの分野により豊富なリモートセンシングデータと製品サービスを提供するのに役立ちます。
今回の打ち上げは長征シリーズロケットにとっては536回目の打ち上げでした。(提供/CRI)