「傷つけられる方がいいか、金の方がいいか」大学生ら脅迫して現金強奪か 15歳アルバイト少年と17歳高校生を逮捕

１６日未明、大阪府大東市の公園で大学生２人が複数の人物に脅されて現金を奪われた事件で、警察は１５歳のアルバイトの少年と１７歳の高校生の少年の計２人を逮捕しました。

１６日午前３時半ごろ、大東市のＪＲ住道駅前の公園で大学生から「脅されて金をとられた」と警察に通報がありました。

警察によりますと、公園で話していた男子大学生２人が自転車で帰宅しようとしたところ、男女３人グループに「おい」と声をかけられました。

そのうち１人がカッターナイフを見せてきて、「傷つけられるほうがいいか、金の方がいいか」と脅してきたといい、２人から計約１万３０００円を奪って逃走していたということです。

警察は、朝までに３人を確保し、捜査を続けていましたが、１５歳のアルバイトの少年と、１７歳の高校生の少年、計２人を強盗容疑で逮捕しました。逮捕された時、アルバイトの少年は約８０００円を所持、高校生は約１３００円を所持していたということです。

警察は２人の認否について明らかにしていません。もうひとりの１３歳の女子中学生については、児童相談所に通告したということです。