メガバンク勤務なら20代で「年収1000万円」も可能? 大手3行の平均年収は「800万円」超!? 高年収を狙える職種も解説

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「メガバンクで働いたら、20代でも年収1000万円に届くって本当?」、「高年収を目指すには、どんな職種を選べばいいの?」。本記事では、そんな疑問に答えます。 若いうちから高収入を得たいと考える人にとって、メガバンクは1つの有力な選択肢です。しかし、実際にはどのようなキャリアパスをたどれば、高年収を実現できるのでしょうか? また、メガバンクでの働き方にはどのようなメリットがあるのでしょうか? 本記事では、メガバンクの特徴や平均年収、そして高収入を狙える職種について詳しく解説します。さらに、メガバンクで働く際のキャリアプランや、昇進のポイントについても紹介します。

メガバンクとは?

日本におけるメガバンクとは、日本の代表的大手銀行である「三菱UFJ銀行」「三井住友銀行」「みずほ銀行」の3行を指します。これらの銀行は、都市銀行の中でも特に資金規模が大きく、国内外に広がるネットワークを持っています。
メガバンクの特徴は、国内の主要都市に支店を展開し、幅広い業務を行っていることです。特に大企業や上場企業との取引が多く、グローバル展開にも積極的です。このような背景から、メガバンクは高い年収を得やすい環境にあるとされています。
 

メガバンクの平均年収は?

メガバンクの平均年収は一般的に高いとされています。具体的には、2023年度のデータによると、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の平均年収は800万円~900万円程度で、平均年齢は40歳前後です。
しかし、これはあくまで全従業員を対象とした平均の数字であり、一般職や契約社員も含まれています。
総合職に限定すると、30歳で年収1000万円に達するケースが多いとされています。これは、メガバンクでのキャリアが進むにつれて年功序列的に昇給していくためです。特に総合職は、全国や海外への転勤を伴い、営業や投資業務など高度なスキルを要求される職種が多く、年収もその分高くなります。
 

メガバンクで高年収を狙える職種は?

メガバンクで高年収を狙うなら、総合職に就くことが基本です。総合職は一般職と異なり、全国転勤や海外勤務の可能性があり、また営業職や投資銀行業務といった専門性の高い職種が含まれます。これらの職種では、市場分析や顧客との関係構築などの高度なスキルが求められ、その結果として高い年収が期待できます。
例えば、三井住友銀行では、効率性と収益性を重視し、コストカットや戦略的な海外展開を行う一方で、従業員の報酬にも反映されています。三菱UFJ銀行では、グローバル展開に力を入れており、特に海外勤務では年収が日本国内で勤務するよりも大幅にアップすることもあります。
また、メガバンクでのキャリアパスとして、支店長や執行役員といった役職に就くことで、さらに年収を大きく伸ばすことが可能です。実際の年収は非公表ですが、支店長クラスで年収1500万円~2000万円、執行役員になると3000万円以上の年収を得ることができると言われています。
 

まとめ

メガバンク勤務なら、20代で年収1000万円を達成することは不可能ではありません。特に総合職としてキャリアを積んでいくことで、30代前半には年収1000万円を超えることが多く、さらに役職に応じて年収は上昇します。
ただし、これには高い専門性やスキルが求められ、競争も激しいため自己研さんが欠かせません。
また、メガバンクでのキャリアは高収入だけでなく、新しい事業やプロジェクトに挑戦できるチャンスも多く、今後さらに多様な業務に携わる可能性があるため、金融業界での成長を目指す人にとっては魅力的な選択肢となるでしょう。
 

出典

三菱UFJ銀行 有価証券報告書2024年3月期
三井住友銀行 有価証券報告書2024年3月期
みずほ銀行 有価証券報告書2024年3月期
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー